2014年02月09日

会津若松城への旅 vol.4 旧滝沢本陣を攻めてきた

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会津の城めぐりの旅。旧滝沢本陣です。
戊辰戦争の時の弾丸や大砲跡が残っている重要文化財の建物です。

会津若松城を出て飯盛山に行き、白虎隊が眺めた会津城を遠目に見たあと、そこから歩いて行ける「滝沢本陣」へ。

ぱっと見、「お城」ではないんだけど、この民家のような建物。
なぜ、とりあげるかというと、参勤交代や領内をまわるときの殿様の休息所だったそうで。
戊辰戦争の時にはここに陣を構え、松平容保公もいらっしゃったそうです。
白虎隊が戸ノ口原戦場へと出陣したのもこの建物から。
「民家」ではあるものの、歴史の目撃者となった建物なのです。


歴史的な建物をまわるときに楽しむコツは、できるだけ歩けるところは歩くこと
歩くと「距離感」がわかって、当時の様子を感じることができるのです
京都で新撰組の屯所だった壬生から二条城まで歩いた時は大変だったけど、こうやって当時の人たちは走りまわったんだなぁ。と思うと楽しかったりする。

滝沢本陣と飯盛山は目と鼻の先。
出陣した白虎隊の隊士達は戸ノ口原戦場から敗走した後、出陣した滝沢本陣、会津若松城を目指して逃げ続けるけど、滝沢本陣はすでに官軍に攻め込まれてしまっていて、会津若松城の様子を見ようと登った飯盛山で燃えている城下の町を城が燃えていると思い、自決した。
という話ですが、飯盛山と滝沢本陣、本当に近いのです。
うわぁ。
飯盛山に逃げ込んだとしても、官軍が滝沢本陣にいたら、近すぎて怖いわ・・・。

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滝沢本陣の正面。一般の人や客人が使用する門です。

これが陣屋かー。
鉄砲と大砲に対するには、壁や石垣もないし、怖いな・・・。
松平容保公御一行様は、ここで陣頭指揮をとっていたけど、会津若松城に撤退し、籠城を始めるのです。

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中の作りは「ザ・民家」

ものすごく落ち着けるんだけど、これが前線基地だったことを考えると、怖い・・・。

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囲炉裏もあるのです。

建物の中には当時の「ザ・民家」な古民具から歴代藩主の使用した身の回り品などがあり、ちょっとした博物館です。

現在の入口は「民家」のほうから入っていくけど、奥に入っていくと座敷があり、畳敷きになっています。

ここからが重要

戊辰戦争時に官軍に打ち込まれた弾痕や大砲、刀傷跡があちこちにあります。

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戸の右下にあるのが弾痕跡。でかい!

旧滝沢本陣に行く前には、七日町にある「会津新撰組記念館」に立ち寄ることをお勧めします。
骨董屋さんなんだけど、2階に当時の鉄砲や弾丸などが展示されています。
弾丸は思ったより大きいものもあり、これだけ大きな穴が空くのも納得。

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写真だとよくわかんないけど、弾丸跡が。

こういった「当時の戦いの傷跡が残っている建物」って、ごく一部の柱だったり、跡が残っていた個所を切りだして展示したり、ということが多いけど、この建物は弾丸跡がとにかく多い。
守りは固めていたと思うけど、開けっ放しじゃない状態なのにこんなに弾を撃ち込まれたとは・・・。

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左に見える門が「御入御門」。藩主が使用する入口です。

右側の戸には弾痕がいっぱい。総攻撃掛けられていたんだろうな。というのが想像つきます。

と、弾丸の跡の多さに驚きながらも建物の他の部分を探検。
お殿様がいたところだけあって、当時のトイレや湯浴びをしたバスルーム跡も残っていて興味深い。

陣屋としては民家すぎるなぁと思ったら、どうやらこちらは「横山家住宅」ということで、郷頭(庄屋みたいな感じ?)のおうちだったそうです。
どうやら「郷頭」というのは会津独自の呼び方のようです。

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こちらは名子屋。

名子も会津藩独自の呼び方のようで、一般農民よりさらに身分が低い農民のようです。
そのわりには家がでかい!

最後に母屋の写真を一枚。

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飯盛山から近いけれど、こちらは観光客は少なめ。
会津の歴史を感じるにはぜひ滝沢本陣も訪れてみてくださいな。


今回、会津で泊ったお宿はこちら

くつろぎ宿 新滝
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新撰組の土方歳三が刀傷を癒したという温泉があるという幕末マニアにはたまらない宿。
別館(不動滝)前にはその温泉跡が残っています。
※現在もお湯が湧いているけど、外にあるので温泉に浸かることはできません。

こちらの宿は、かつては松平家の別荘だったそうで、会津藩主の松平容保ゆかりの天然岩風呂『千年の湯』がそのまま残っています!
こちらのほうは、入ることはできますよ!
もちろん、入ってきました!


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posted by ゆーか at 00:39 | Comment(2) | TrackBack(0) | 福島県 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
弾丸跡に驚き(ToT)人に適中したら…恐ろしい
Posted by 副会長 at 2014年02月11日 23:45
> 副会長さま

弾丸跡はすごかったです。
こんなに多く、民家にぶちこまれた跡は見たことないです。
戸を貫いて、勢いが消えずにそのまま柱や壁に刺さった跡とかも残っているんです。
ここまでやられたら、勝てないわ・・・と、いくら士気があがってたとしても、へこんじゃうと思います・・・。
見る価値、大いにありますよ!
Posted by ゆーか@管理人 at 2014年02月12日 23:42
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