2014年02月22日

姫路城 天空の白鷺を攻める旅 vol.3 天空の白鷺までは程遠い。

さてさて、前回の続きです。

「りの一渡櫓」内の見学を終え、「りの門」へ向かいます。

その前に、井戸発見。
播州皿屋敷のお菊井戸だそうです。
四谷怪談の番町皿屋敷じゃないよ。播州だよ。
播州姫路にも怪談話が伝わっているそうです。
だけど、この井戸は観光用に作られたということなので、写真は省略〜。

UKB01_017.JPG
「りの門」です。

門の入口が狭いなぁと思ったけど、これは攻め入りにくくするためだそうです。
確かにここまで大軍で突破してきたとしても入口が小さいのでモタモタするだろうな。


付近で刻印の入った石を発見。

UKB01_018.JPG
どこの大名のだろう?

徳川家の命令で作られた城は、天下普請といって、あちこちの大名を動員して城を作らせました。
城作りが得意な大名の技術を利用したかったということもあるけど、お金や人員を使わせて、無駄に大名たちに金を持たせたくない、という裏の意味もあったそうな。
天下太平の世になったとしても、金&権力のある大名たちの反乱を恐れていたともいえます。

石垣づくり用の石を集めるって大変。
石垣で使用する石はある程度の大きさが必須。
そして大きい石を持ってくるというのは徳川家に対する忠誠心を表すパフォーマンスにもなったんじゃないかな。
城の近くにある採石場は限られているし、その大名の地元から運ぶこともあったようだけど、せっかく集めた大きな石を盗まれることもあったそうです。
そこで、藩ごとに印を刻んで盗まれるのを阻止したそうな。
こういった石は静岡県の駿府城愛知県の名古屋城でも見たけど、石垣に刻まれたマークを探して歩くのも楽しいです。
特に名古屋城は、コンクリート造りの天守閣の内部の階段に注目!
この印が装飾として刻まれていて、おしゃれなのです。


そしてまた歩いて行くと備前門の直前で人が集まっている。
これが有名な「石棺を利用した石垣」か!

UKB01_019.jpg
石垣に石の棺が利用されている!


よーく見ると、石棺石と左隣りの石の間に隙間が空いているのがわかります。
姫路城の石垣には31個もの石棺が使用されているそうな。
備前門の直前の石垣はわかりやすいです。

棺(ひつぎ)を使うって不気味だけど、形は四角に加工されているし、石垣に取り込みやすかったようです。
この備前門のところの石垣については、埋葬されていた人のパワーを取り込んで城を守るといった呪術的な意味合いもあるとのこと。
・・・むしろ、恨まれるんじゃないか!?
と現代人なら思うけど、魔よけであったりゲン担ぎをして当時の人たちは「城を守る」ことに一生懸命でした。


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備前丸に続く門「備前門」。奥には天守が。

実はここにも石棺が!
門の右側にある巨大な縦の石。
これも石棺だとガイドに書いてありました。

備前門には埋められているけど狭間がいっぱい。
へたすりゃ天守から攻撃されても鉄砲玉に当たってしまうかも。
ここを通過するのも至難の業。


備前丸を出てまた左に曲がると「天空の白鷺」の入口がやっと見えた!
ここまで長かった!


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エレベータで一気に8階へ。
石垣だけで15メートル。その上の31メートル分を登っていきます。
天空の白鷺内では瓦の一部などが展示されていました。


UKB01_022.JPG
鬼瓦(蝶平面)

よく見ると、目と口部分が不気味・・・。
築城当時のモノだそうです。


そしてこれはモスラ瓦だ!


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鬼瓦(蝶立体)。どう見てもモスラでしょ。

当時に「キモカワイイ」という形容詞があったとは思わないけど、どうにもユニークでキモカワイイ。
何回みてもモスラだよ。

他にも「鳥衾(とりぶすま)」「逆揚羽」と呼ばれる丸い瓦も展示されていました。


天空の白鷺は7階と8階が見学施設になっていました。


UKB01_024.jpg
最上階から西の丸を眺める。

8階は天守の屋根部分なので、通常からは見えない高さからの光景です。

右上に見えるのは男山
千姫天満宮と男山八幡宮があります。
左下にある白くて長い城壁は西の丸。細長い城壁のような建物である長局、そして千姫化粧櫓があります。

千姫とは徳川秀忠(のちの二代目の将軍)と正妻のお江の間に生まれた娘豊臣秀吉がかわいがった息子の秀頼に嫁ぎます。
が、大阪冬の陣、夏の陣で豊臣と徳川は対立することになり、千姫は大阪城を脱出して江戸にもどります。
秀頼とは死別。
その後に本多忠政の息子の忠刻と再婚。
忠刻が姫路に転封されるのに伴い、一緒に姫路についてきました。
千姫自身は本丸の御殿に住んでいたようですが、男山にある神社に参拝する時の休憩所としてこの西の丸に作られた化粧櫓に立ち寄ったそうです。
それにしても、よく当時の建物がここまで残っているなぁ。
この光景は、ちょっと感動します。

次は修理後の天守の様子です。


姫路城を訪れる前に読んでおきたい本


レンズが撮らえた幕末日本の城

明治に入って撮影された城の写真が充実!
取り壊される直前の壁の漆喰がはがれおちたり、瓦が外れて落ちそうになっているのを見ると、幕末、城の修理になんてかまってられない諸藩の事情がよーくわかります。
姫路城の天守も今はきれいだけど、壁はボロボロ、瓦ははがれて屋根もでこぼこ。
今は取り壊された建物の様子もわかって面白い!

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posted by ゆーか at 22:57 | Comment(0) | TrackBack(0) | 兵庫県 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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