2014年03月01日

姫路城 天空の白鷺を攻める旅 vol.7 男子禁制エリア♪に攻め込む!

西の丸 男子禁制エリアに攻め入る!


UKB01_056_1.JPG
長局の窓から見た天守。
千姫やお付きの侍女たちもこうやって眺めたのでしょうか。


長局は階段を上がって上の階に出れば、少しは明るいけど、とはいえ暗い。
西の丸では「ヨ」から「カ」の渡櫓にかけてが女中部屋だったそうです。
こんなところに何人かで詰め込まれたら、気分が暗くなるなぁ。


UKB01_055.JPG
下女中(しもじょちゅう)の部屋はこんな感じ。
身分が高ければ畳敷きだったけど、このくらいの規模のお部屋だと、床の上にムシロを敷く、そんな感じかな。


UKB01_056.JPG
廊下もとても暗いのです。

UKB01_056_2.JPG
廊下から見た局。
当時は"ふすま"はあったのかな。外から丸見え???
あるいはこれは部屋としてでなく、物置きかなにかで使われたのかしら?


一段、段差がある廊下。
ここから先はちょっと身分があがります。

UKB01_056_3.JPG
上女中の部屋かしら。
上女中(かみじょちゅう)からやっと畳を敷くことができました

さらに一段。今度の段差は大きいぞ。

UKB01_057.JPG

ここから先は、さらに身分が高い「総取締役」の部屋となり、広い部屋を一人占めなのです。
確かに広いお部屋で、資料が展示されていたのだけど、そのおかげで人が集まっていて、写真を撮るのを忘れました・・・。
でも、そこそこ陽もあたり、良いお部屋でしたよ。


UKB01_057_2.JPG
窓がおしゃれだったので撮影してみた。
でも、そのおしゃれな窓の横には敵を打つための狭間が・・・。

写真を編集すればもっと明るくなるのだけど、見たままの「暗さ」をお伝えしたかったので、そのままでお届けしています。
昼間でさえこんなに暗いということは、夜になったら完全に「闇」。
ろうそくの灯がないと、心細いよな。



そして千姫の化粧櫓に到着。



UKB01_058.JPG
さすが千姫のお部屋。とても広いです!

写真を撮ったのは部屋のちょうど真ん中ぐらい。
ということで、とにかく広いです。


化粧櫓は、千姫が本多忠刻に嫁いだ時の持参金の10万石の化粧料をもとに作られました。
千姫は徳川家康の息子の秀忠、その正妻の江の娘であり、家康にとっては孫娘
将軍家の姫を嫁にもらうのはとても名誉なことではあったけど、受け入れるほうは一大事!
かつて江戸にあった加賀の前田家に11代将軍の家斉の娘が嫁いだ時は、赤い門を建てました。
この「赤い門を建てる」ということは、将軍家から嫁ぐ姫を受け入れる際の慣例だったそうな。
それが今の「東大の赤門」であるのは有名な話。

持参金もって嫁いできたとはいえ、大切な姫(しかも、豊臣秀吉の息子の嫁でもあったわけだし、ものすごい血統!)に嫁いでいただくというのは、受け入れるほうは大変だったようです。


UKB01_059.JPG
千姫様、くつろいでいらっしゃいます。

このお部屋は書院風の造りで、極彩色の障壁画が描かれていたそうな。
そして床の間もありました。
床の間があるのは化粧櫓帯の櫓のみというのだけど、帯の櫓ってどこのことだ?
見つけることはできませんでした。


ここは「すぐ近くの男山にある神社に参拝するための身支度を整える場所休憩所」なわけだけど、その広さ、しつらえからも「特別に造られた部屋」の匂いがプンプンしました。
なんせ、他の部屋と違って窓も大きくて数も多い。
窓は多く作れば作るほど耐久性は悪くなるはずだから、窓の多さからもしっかり作られているんだろうなぁ。と想像できます。


百間廊下の部屋(局)には何もなく、素通りされていたけど、千姫の化粧櫓はさすがに混んでいました。
なお、今後は百間廊下の局にもいろいろと展示物が置かれるそうなので、もっと当時の生活がわかるようになるのではないでしょうか。


さて、江戸時代の空気をたくさん味わいつつ、化粧櫓を出て出口へ。
武者溜りに出ます。


UKB01_059_2.JPG
武者溜りから西の丸を振り返る。

UKB01_059_3.JPG
それにしても、長いなぁ。

現在はなくなってしまったけど、こういった長局は、天守のすぐそばにある備前丸の南側の石垣の上にもあったそうです。


UKB01_059_4.JPG
もう一度、天守を眺める。やっぱ、きれいだなぁ。


UKB01_059_5.JPG
西の丸城壁の狭間
様式美と機能美を追求しまくってます。


UKB01_060.JPG
西の丸から菱の門に戻ります。


菱の門を出て、入口付近に100名城スタンプがあったので、ちゃんとスタンプを押して、姫路城を後にしました。


日本の世界遺産第一号と認定された姫路城。
ここでお伝えした「見どころ」はたぶん、半分にも満たないと思います。
天守の中に入れるようになったら、もっともっと見るところが増えるし、実は有名どころの門をいくつかスキップしているのです。
とにかく、時間がなかったのよ・・・。

今回、姫路では城下町グルメを味わうことはできなかったので、天守の中に入れるようになったら、また訪れたいと思います。

「姫路おでん」も「穴子」も食べられなかったし・・・。



UKB01_061.JPG
写真は「大河ドラマ館」。まだ開館前でした。
ここも混みあうのでしょうね。

ワタシはこういう大河ドラマ館は行かないけど。
ドラマのセット再現とか衣装展示とか「作り物」が多くて「本物」のお宝が無いんだもん。




UKB01_062.jpg
姫路城を丁寧に解説したパンフ達。
赤いのと青いのは姫路城でいただきました。
右上は入口近くの売店で売っていたパンフ。
左上はそのパンフが入っていた袋。
このパンフ、500円だったんだけど、とにかく詳しい。
このブログを書く際にも参考にさせていただきました。



最後にもう一枚。


UKB01_063.JPG


早く天守の中に入ってみたいな。

姫路編 終わり。



姫路城を訪れる前に読んでおきたい本


レンズが撮らえた幕末日本の城

明治に入って撮影された城の写真が充実!
取り壊される直前の壁の漆喰がはがれおちたり、瓦が外れて落ちそうになっているのを見ると、幕末、城の修理になんてかまってられない諸藩の事情がよーくわかります。
姫路城の天守も今はきれいだけど、壁はボロボロ、瓦ははがれて屋根もでこぼこ。
今は取り壊された建物の様子もわかって面白い!


姫路城めぐりで便利なプラン、みーつけた!
軍師官兵衛ゆかりを巡る旅♪タクシーで姫路散策プラン♪
icon
姫路城 にっぽんの世界遺産
姫路城ツアー じゃらん.net
icon




このブログの成分分析はこちら。ぽちっとひと押しで応援よろしく!
blogramで人気ブログを分析



お城巡り ブログランキングへ
ブログランキング参加中
ぽちっとひと押しで応援お願いします!


posted by ゆーか at 00:02 | Comment(3) | TrackBack(0) | 兵庫県 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
いや〜実に詳しく楽しく姫路城見させて頂きました♪自分も行く予定だけど早く行きたくなりました。写真もめっちゃ撮りそうで今からワクワクしちょります〜
Posted by at 2014年03月09日 09:37
あっ!ひとつ前のコメントは自分ですので(笑)
Posted by 副会長 at 2014年03月09日 09:40
> 副会長サマ

コメントありがとうございます!
姫路城の天空の白鷺は閉館となってしまいましたが、それでも写真を撮りながらあるいたら2時間あっという間だと思います!
ぜひ、西の丸の化粧櫓群にも行ってみてください!
男子禁制エリアにもね。
Posted by ゆーか@管理人 at 2014年03月09日 22:03
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:


この記事へのトラックバック