2014年03月15日

弘前城 現存天守を攻める! vol.1 門。門。門。立派な御門に注目!

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津軽の英雄 津軽弘前藩 初代藩主 津軽為信公。

桜のきれいなお城の紹介第二弾。青森県の弘前城です。
といっても、桜の時期ではなく、ワタシが行ったのは9月だけど。

JALでばびゅーんと青森空港へ。
空港バスで約1時間で弘前。そしてバスで弘前城へやってきました。
あいにくの曇り空だけど、現存12天守のうちのひとつである弘前城の天守がどうしても見たかったのだ。

それでは、イザ、攻め入る!


市役所前のバス停で降りて歩くと追手門がみえてきました。


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おぉ。外堀も残っているし、土塁もある!

実は、ワタシ、土塁をこんなにしっかり意識して見たのはこの時が初めて。
でもこの時は「土塁」が防御のための城造りの手法だということを知らず、なんか変なのがあるなーと素通りしました。


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この追手門もちょっと変わっている。


「ちょっと変わっている」と思った理由。

1.石垣ではなく土塁がメイン。
西国では織田信長が積極的に築城に取り入れたおかげで石垣は広まったけど、もともと石垣は城や居城ではなく、お寺に使われていたのです。
同じころ、関東より北の城では石垣を使った築城技術が伝わっておらず、土塁が多用されていました。
その土塁を多用した城は豊臣秀吉の天下統一の過程においてほとんどぶっ壊されてしまった。
さらに、明治の時代に残っていた城も多くは廃城となった。
天守が残っているような大きな城でこんなにしっかり土塁が残っているのは珍しいのです。

2.門が木造。
時代劇に出てくる門は石垣と石垣の上に立った櫓のセットが多い。
櫓も含めて木造は珍しい。
なんだか「城」というより武家屋敷に入っていくみたい。


土塁とはいえ、しっかり作られて囲まれているので防御はできている。
攻める気分で門をくぐろうとすると、2階部分にはしっかり狭間が。



ここから撃たれるではないか!



土塁だから石垣よりは上りやすいけど、土塁を登っても櫓に阻まれる。



もたもたしているうちに、やられるな。



とにもかくにも、追手門を通過するとしばらく一本道。
とはいえ、当時は三の丸で、きっと周りは建物があっただろうからすんなり攻められる、というわけではないんだろうな。


中堀とともに「杉の大橋」が現れた。
※よく見る「桜の弘前城と赤い橋」。あれはここではありません。

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写真の左奥に南内門が見える。


橋を渡るとそこは枡形。そして左に南内門

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この南内門を抜けると二の丸なんだけど、しっかり囲まれている・・・。

土塁の上から矢や鉄砲が降り注ぐ様子が想像できる・・・。


ふつう、枡形って「刀を抜きにくい」ように右折するように作られるんだけど、弘前城はなぜか左側に枡形が作られているんだよな。これは不思議。

そしてこの門の2階にも狭間が。
なんか、1階の左側にある出窓みたいなのの作りがかわいい。
弘前城は敷地の中には休憩所や雨風をしのぐところがないからか、門の前に甕に入った傘が置かれていて、入退場する際に傘を持っていったり置いていったりできました。
こういう心づかいは嬉しいですな。

南内門を通過し、道なりに歩いていくと目の前に内堀が。
この内堀を左に歩いて行くと桜の時期に有名な「桜のトンネル」があります。
今回はひたすら天守を目指すので右折。
内堀を左に見ながら歩いていく。


橋が見えてきた。

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下乗橋。ここで藩主と偉い人以外は馬から降りるように定められていました。

案内板によると、以前、この橋の擬宝珠(ギボシ)は十二支をかたどったものだったそうな。
十二支のデザイン、見てみたかった。かわいかったのかな?
かっちり作られたのかな?
それともキモカワイイだったのかな?


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下乗橋の上から見る天守は切妻破風の装飾が美しい。

おっ。この風景、見たことあるぞ。


桜と一緒に写る弘前城の写真。それはこの下乗橋から撮影されているものです。
赤い橋と屋根が青緑に光る天守。
桜の時期にはピンクも入って、さらに色とりどりな光景になるのね。


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橋から乗り出してみると、下は水堀になっているのがよくわかる。


本丸はがっつり堀と石垣で囲まれている。
この高さでは堀を泳いで石垣を登って攻めるのは不可能だな。


ここまでしっかり堀や門が残っているとは思わなかった弘前城。
現在も残る5つの門のうち、追手門、南内門、東内門、東門は1610年に、北門は移築されたものだけどそれでも1611年に造られた門。
築城当時の姿が残っているってすごい!
弘前城、実は天守だけでなく門もすごいのですよ!

しかもこれらの門。2階建ての門で、1階部分の屋根がかなり高いところにある。
これは雪の重みに耐えられるように作っているんですって。
青森という立地に適応できるように築城方法もその土地に応じて違っているのね。

さらに、5つの門のすべてが枡形とともに残っている!
「攻めてる気分」が味わえるのです。
弘前城は天守だけでなく、門にも注目ですよ〜。


さてさて、下乗橋から先は本丸。ここは本丸への防御の要所。

ここを無事に突破し、本丸に攻め入るのです。

本丸・天守編に続く。


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posted by ゆーか at 23:01 | Comment(0) | TrackBack(0) | 青森県 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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