2014年03月23日

二本松城 穴太積み石垣を攻める vol.3 箕輪門から三の丸へ。

福島県 二本松城編の続きです。
城の正門である箕輪門を通過。


FKS01_14.JPG
箕輪門。後ろを振り返ってみる。

裏側から見るとずいぶん雰囲気が違うなぁ。
左側にある二重櫓へは、ちゃんと石段もあります。
(だけど、この二重櫓は存在していなかったらしい。)

箕輪門を後にして三の丸に向かう塀重門跡(へいじゅうもん)へ。
塀重門跡は門の台石が残っているものの、門は作られなかったそうです。

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東日本大震災の影響で石垣は修復中でした。
本来はこれをさらに左に曲がり、三の丸に攻め入るのです。

左側の石垣の上から箕輪門までの石垣には土塀の代わりに赤松が植えられました
二本松城ではこの石垣の上の赤松が特徴です。
土塀の代わりにマツを植えるって変わってるわ〜。


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右奥の石垣を見てみると、石垣にはナンバリングされたシールが貼られている。
石垣の裏は土で固められているという造りがよくわかります。
その上には二本松城のシンボルの赤松が植わっている。

ここから先は工事中で通過できないので、いったん退却。
箕輪門を出て城の裏側にまわると三の丸、二の丸、本丸、天守台まで上がることができるのです。


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箕輪門から見える多門櫓の石垣。


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箕輪門を出たところの景色も良いな。


FKS01_20.JPG
箕輪門を出て外側を周って三の丸へ攻めるぞ。

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二本松少年隊 成田才次郎最期の碑

裏側を周る間に見つけた石碑。
「八重の桜」の第24話「二本松少年隊の悲劇」の回で、八重から達磨をもらった少年が成田才次郎にあたります。
木村銃太郎門下の少年達を含むわずか25名の隊は、激戦地となった大壇口に出陣。
的確に相手を打ち抜いて戦ったものの木村銃太郎は重傷を負い、最期は介錯されて亡くなり、退却することになりました。
大壇口古戦場は現在も残っています。
行ったことはないけれど、二本松周辺をうろうろしていると「大壇口古戦場跡」という看板を良く見ます。
そのたびに、「霞ヶ城からこんなに近いところで少年達が戦ったんだな。」と切ない気分になります。

退却時に少年達はバラバラになり、成田才次郎は逃げる最中に叔父に会い、逃げるように諭されたものの「仲間のかたきを討つ」と二本松城へ向かいます。
長州の白井小四郎を突き、絶命させると銃弾を浴びて亡くなります。
ここら辺のエピソードはWikipediaにも載っているけど、「八重の桜」はほぼこの通りのストーリー。

白井小四郎を「斬った」というのではなく、「突いた」というのは、二本松は「突き」の剣法が伝わっていて、成田才次郎も父親から「斬らずに突け」と教わったといいます。
二本松藩では手法として「突き」が浸透していたからというのもあるけど、この頃になると「子どもでは斬っても力が及ばず、ダメージは与えられない。突いた時に刀が抜けずに斬りこまれるリスクはあるが、確実に致命傷を与えるべく、突け」というような趣旨に変わっていったようです。


さて、裏から城内に攻め入る。
三の丸は二段構えになっていて、下段のほうは毎年秋に開催される二本松菊人形の会場になります。
ワタシの本家の伯父は菊人形の会場づくりを担当していたことがあり、会場設営中に台風が来ても唯一、伯父が担当した部分は崩れなかったという伝説を持っていました。
きっとご先祖様は農民だと思うけど、朝ドラ「はね駒」のエキストラにも出てたし、二本松愛がすごいぞ。伯父さん。


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三の丸から周って塀重門跡を見る。

工事中で通過することはできなかったけど、門構えの跡が上からはっきり見える


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コンクリート舗装されている道ではなく、階段を登って三の丸の上段へ。
石垣の中を突入〜。


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三の丸上段も意外と広い。どんな建物が建っていたんだろうなぁ。

よし。三の丸から天守台まで一気に攻めるぞ!



おすすめガイド本

まっぷる福島 会津・いわき'14
るるぶではなく、まっぷるを買ったのは、二本松城が載っていたから
二本松城においでませ♪



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posted by ゆーか at 21:29 | Comment(0) | TrackBack(0) | 福島県 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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