2014年03月27日

二本松城 穴太積み石垣を攻める vol.4 ピクニック気分だと本丸まではたどり着けない・・・。

福島県 二本松城の続きです。
三の丸から本丸、天守台石垣を目指します。

三の丸上段のすぐ左に池がありました。そうそう。こんな池、あったね。

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霞池とフジ棚。

藤の季節にはきっと美しい紫色が池を彩るのでしょうね。
奥に見えるのは洗心亭という茶室で、二本松城内で唯一残る江戸時代の建造物です。


この藤の木は智恵子抄で有名な高村智恵子の生家の庭先にあった藤の木が植えられているそうです。

大人になって「智恵子抄」を読んだんだけど、詩集でこんなに胸が苦しくなったのは初めて。というくらい、読んでいて切なかった。
どんどん狂っていく智恵子に対する夫の高村光太郎の愛は、どんなラブストーリーよりも心を打たれる。

あどけない話

智恵子は東京に空が無いという
ほんとの空が見たいという
(中略)
智恵子は遠くを見ながら言う
阿多多羅山の山の上に
毎日出ている青い空が
智恵子のほんとの空だという
あどけない空の話である。


「レモン哀歌」なんて、鬼気迫ってます。

智恵子の生家はドライブがてらに二本松城から行けるのでお勧めです。
ちなみに、天守に登ると智恵子が欲した安達太良山の空が見えます。



気分を変えて天守を攻めよう!


鏡池の上にはるり池があるのだけど、そっちには行かず、標的は天守台だ!
でも、るり池は、丹羽光重公の造園の姿を今に残しているということなので、こちらも時間があればぜひ。

左のほうにまわると智恵子抄詩碑や二本松少年隊の碑、搦手門(裏門のこと)もあるけれど、三の丸の上段に戻り、ひたすら天守を目指して攻め込む!


FKS01_29.JPG
お城を攻めているけれど、緑が多くて気持ちが良い。気分はピクニック。


FKS01_30.JPG
コンクリート舗装された緩い坂道もあるけれど


FKS01_31.JPG
気分を味わうために、あえて山の中の過酷な道を歩いてみる。
行ったのは7月だったけど、紫陽花がところどころ咲いていてキレイでした。


さらに上へ。上へ。何か石碑が見えてきた。


FKS01_32.JPG
二本松藩士 自尽の地

案内板によると

1969年7月29日。
戊辰戦争において二本松城は城下・城内の戦いとなり、正午頃に二本松城は炎上。落城しました。
二本松藩の戦死者は337名以上、負傷者58名以上、他藩の戦死者208名以上という壮絶な戦いでした。
ここでは主戦論者だった家老の丹羽一学、上代の服部久左衛門、小城代の丹羽新十郎の3名が責任をとり自尽(割腹)した。


ここでそんなことがあったんだ。
なんとなく、落ち込んだ気になる。

周りの木々が茂っているせいでちょっと薄暗いし、大河ドラマ「八重の桜」のストーリー上、この週か、翌週あたりで落城するであろうというクライマックスなのに、7月の休日だというのに、人通りも少ないし・・・でも、まだまだ上を目指さねば。


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こんな坂でも、上って上る。


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千葉県印西市の「月影の井」、神奈川県鎌倉市の「星影の井」と並んで「日本の三井(さんい)」と称される「日影の井戸」も通過し、もう、疲れてきたよ。と、心が折れそうになった頃。



FKS01_35.JPG
やっと本丸が見えてきた!


箕輪門から30分。

長かったよぉぉぉぉぉ!



本丸攻め編に続く。


おすすめガイド本

まっぷる福島 会津・いわき'14
るるぶではなく、まっぷるを買ったのは、二本松城が載っていたから
二本松城においでませ。



二本松藩 (シリーズ藩物語)
二本松藩についてもっと知りたくなりました



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posted by ゆーか at 00:44 | Comment(0) | TrackBack(0) | 福島県 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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