2014年04月20日

東林寺城 vol.1 城内最大スケールの堀を探検する 〜牛久沼のほとりを歩く旅〜

茨城県 牛久沼のほとりの城を歩く旅。
小坂城に続いて次は東林寺城です。

小坂城からいったん駅に戻り、お昼を食べてからコミュニティバスで三日月橋生涯学習センターまで。
そこから歩いて東林寺城を目指します。

IBR02_TOP.JPG
牛久沼の河童を発見!

牛久沼にはカッパ伝説があるそうです。
いたずらして人を沼に引きずり込んだりと、ユーモラスな姿の割にダークなイメージなんだけど、ここのカッパさん、なんかさみしそう・・・。

IBR02_01.JPG
稲荷川。これは牛久沼ではありませぬ。
左側は東林寺城のある山。牛久沼はその反対側にあります。

稲荷川の橋を渡って東林寺城へ。
東林寺城は横に長く、写真の左端から右に見える鉄塔の手前あたりがその敷地にあたるそうな。
でかいな!



東林寺城は築城年は定かではないものの、牛久城を拠点とした岡見氏が築城し、牛久城の支城であったと言われています。
「居城」というより、佐竹氏など周りの有力氏族達との戦いに備えた「駐屯地」のような意味合いだったと推測されているそうな。
「城跡」とは言われているものの、案内版などはないため、よく知らないで行くと不安になるほど「何もない」ように思えてしまう。


IBR02_02.JPG
のどかだなぁ。
東林寺城。横にとっても長ーい。


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東林寺城のある山の横のこんな道をずーーーーーっと歩いて行く。
だんだんと坂の傾斜がきつくなってきて、山に登っている感じがしてくる。


途中にはこんなところが。

IBR02_03.JPG
確か、三ノ曲輪と四ノ曲輪の間の堀だったと思う。
おぉぉ。山城な感じがしてきた!

ここからも登っていけるけど、もう少し足を進める。


鉄塔周辺あたりで東林寺城の敷地内に入った感じかな。


IBR02_05.JPG
バスを降り、稲荷川の橋を渡りきったところが一ノ曲輪と二の曲輪の間で、橋を渡り終えてから約20分。
四ノ曲輪から入ったのだけど、本当に横に長い!


東林寺城は案内が何もないので、いただいた縄張り図が命。
空堀や土塀ばかり撮っているとどこなのかが全くわからなくなるので、


IBR02_06.JPG
縄張り図と自分の指でどこにいるかを指し示して撮影しながら進む。


四ノ曲輪への入口。
縄張り図にある通り、右側に空掘を見ながら入ってきたのだけど、あまりにもジャングルすぎて、写真に撮っても何がなんだかわからなかった・・・。
整備されていない山城は面白いけど、写真にうまく撮れないのが悩みの種なのだ。

で、四ノ曲輪の前には大きな空掘が立ちはだかる。

同行させてもらった先輩がモデルをやってくれました!

IBR02_07.JPG
堀の深さがわかるかな?


IBR02_08.JPG
うーん。人がいないと堀ということがわかりにくいな。

東林寺城。全体的にこんな感じです。
縄張り図で想像しながら歩かないと変な所に落ちそう。


IBR02_09.JPG
で、今、いるところは四ノ曲輪の入り口で、ちょっと奥まった一角。

虎口というかちょっとした広場になっていて、でもここから四ノ曲輪へ入る道は無く。


IBR02_10.JPG
これがその不思議な一角の写真。
正面、右側は縄張り図のように空堀になっていて、おそらく横矢がかかるんだろうな。


うむ。縄張り図から推し量るのは難しい。
先輩方はいろいろ推理しながら歩いてましたが、ワタシはそれどころではない!
この縄張り、どういうこと!?と頭の中が「?」だらけで、推論が出てくる余裕ナシでした。


四ノ曲輪を無事に突破し(一応、道は切り開かれてちゃんと歩けるようになってますのでご安心を。)、四の曲輪と三ノ曲輪の間のでかい空堀にぶつかる。
来るときに見た大きな堀。あれを登ってくるとここにぶつかります。

IBR02_11.JPG
縄張り図でいうとココね。


IBR02_12.JPG
堀なんだけど・・・


IBR02_13.JPG
堀なんだけど・・・写真ではよくわからん!!!


あぁ。この空堀のスケール感が伝わらないってもどかしい!!!


写真では伝わらないので載せないのだけど、縄張り図のように「カクカク」していて、堀の向いには一段高くなっているところもあり、たぶん、ここから狙いうちされたんだろうな。という場所もありました。



で、ここから、勇気のある猛者はこの大きな堀を下りて歩いてみることに。



このために、登山靴をはいてきたのさ。

このために、汚れても良くて、ポケットがたくさんついているカーゴパンツをはいてきたのさ。
(縄張り図をすちゃっとしまえるように。)

このために、普段つけないカメラのレンズのレンズフードをつけてきたのさ。
(レンズにダイレクトに木々が触れるのを避けるため。
 キャップをすればよいけど、落としたらもう二度と出会えない気がするのでしない!)


えぇ。降りますとも。


気分は探検隊。


ちょっと後悔したけど。


これ、本当に降りられるの!?という城内最大のスケール。



IBR02_14.JPG
深いだけでなく、結構広い。
左側を見ると傾斜角がわかるはず。
堀の右端は木々が茂りすぎて、わけわからんことになっている。


IBR02_15.JPG
あえて人をちょっと写して堀の深さを出してみた。
ずいぶん深いなぁ。落ちたら登るのが大変。
あっという間に射かけられて「終わり」だな。

「堀から侵入する」ことを想定するのではなく、この上にいたとして、追い込まれてここに落されたら、それだけで戦意喪失するわ。


とっても深ーい堀の探検編。まだ続く。




図説 茨城の城郭

茨城県の城めぐりのバイブル。らしい。




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ラベル:山城を歩く
posted by ゆーか at 20:55 | Comment(3) | TrackBack(0) | 茨城県 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
Posted by 副会長 at 2014年04月26日 08:42
堀ってスゲー深いんだね
登ってみたくなってしまった
Posted by 副会長 at 2014年04月26日 08:59
> 副会長さん

土塁でただでさえ高さが増しているところを登り降りするのは大変。
空掘と思って甘く見ていると大変なことになります(笑。
Posted by ゆーか@管理人 at 2014年04月26日 23:28
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