2014年04月28日

牛久城 vol.4 不思議な小道に不思議な坂。牛久城は不思議がいっぱい。 〜牛久沼のほとりを歩く旅〜

小坂城、東林寺城ときた茨城県 牛久沼のほとりを歩く旅。
牛久城編の続きです。

土塁と堀を越えて、いよいよ主郭部へ攻め入る。

IBR02_45.JPG
一本、奥まで道がのびているんだけど、ふと手前に左へ入る小道を発見。

この左への道。ちょっと小高くなっている。
もちろん入ってみますわ



IBR02_47.JPG
後ろを振り返った写真。
小高い道を通ってきたというのがわかると思う。

写真の中央に道。その奥には広場。この広場が「III」とある、おそらく三の丸。
左の小道に入った場所が「II」とあって二の丸のようだ。


IBR02_33.jpg
今、いるのは写真の縄張り図の左上のところです。
ローマ数字で「II」と「III」とあるところね。


さっそく「II」とある二の丸の中に入ってみると左側には大きな土塁。
(写真では入ってきたところを振り返っているので左右が逆になってます。
 写真の右側がその大きな土塁にあたります。)

さっそく登って周りを見てみることに。


IBR02_48.JPG
手前が二の丸の土塁。間に巨大な空掘りがあって、おぉ!奥にあるのは通ってきた道ではないか!


入ってきた道のりを振り返ると、木戸口からゆるい右カーブで見通しが効かなかった。
そしてすぐに大きな堀にぶつかる。
気がつかなかったけど、堀の向こうにはこんなに大きな土塁があって狙われ放題だったのね!
これは歩いている最中には気がつかなかった!
当時は木々が刈られていたと思うけど、クリアーに見えれば見えるほど、この高低差は怖いわ。
この二の丸の防御はすごいかも。


そしてその二の丸の入口から眺めてみる。


IBR02_49.JPG
結構広いのね。


この二の丸の左奥には縄張り図にある謎の「C」の区画がある。
二の丸を突っ切って竹藪の中をみんなで入ってみる。


IBR02_50.JPG
おぉ。確かにちょっとしたスペースがあるぞ。
眼下は「崖」というにはオーバーだけど、この段差をよじ登ってここまで来るのは至難の業。
登ってくる間に反撃をくらって終わりだな。


この謎の「C」の区画。謎だ・・・。
そんなに広くはないスペース。物見台扱いだったのかな。
馬出しにしては段差がありすぎてこちらからは攻撃しにくそうだ。


お城仲間の先輩方は縄張り図を見ながら、奥にある「I」の区画が本丸で、この「II」は二の丸か?
あるいは、「II」の区画は本丸で、奥の「I」の区画は馬出しか?と推理している。
うむ。館を建てるには広さは十分かな。
だけど、木戸口を突破されるとここは一気に攻め込まれてしまうリスクがある。という説を聞いて納得。

たしかに、土塁をあがって攻め込んできた敵を迎え撃つことはできるけど、本丸の守りにしては心もとないなぁ。
もしかしたら「II」の入口には門が建っていたのかもしれないけど、自分がお姫様だとして(また「姫人格」。降臨。、ここに住みたくないなぁ。
木戸口からの道が見えすぎて、落ち着かんっっっ!

と考えながら、二の丸こと「II」の区画を戻り、元来た小道へ。

ここからはまた、深い堀を眺めながら最も奥にある「I」の区画を目指します。


IBR02_51.JPG
またあったよ!深い堀。
これは「II」の区画と「I」の区画の間の堀。


堀を横目に見ながら歩いていたら急に不思議な道に出くわした。
突然細くなった急な左折れの坂道。
あまりに不思議な光景だったのでちょっとカメラをいじってみた。



IBR02_52.JPG
人を寄せ付けないような道の細さ。そして急な勾配。
なんだか「特別なところ」に誘われている気がしてきました。



これこそが本丸か!?
続く。




図説 茨城の城郭

茨城県の城めぐりのバイブル。らしい。


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ラベル:山城を歩く
posted by ゆーか at 21:28 | Comment(2) | TrackBack(0) | 茨城県 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
> 入ってきた道のりを振り返ると、木戸口からゆるい右カーブで見通しが効かなかった。

これは"筋違(すじかい)"という手法で、道を斜めにする事で、
横矢の効果と少しでも長い間一本道を通す事で、その間に射殺す、
鉄砲等で射殺する時間を稼ぐ、ちょっとした工夫だったりします。
Posted by 暮夜月 at 2014年04月29日 22:50
> 暮夜月さん

> これは"筋違(すじかい)"という手法で、

そうか、近世城郭だと石垣があるのでわかりやすいけれど、山城だと全く別のものに感じられました。
山城はまた別の味わいがあって面白い。
勉強しがいがあります!
Posted by ゆーか@管理人 at 2014年05月01日 21:43
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